地域の人と創る未来〜トランジションタウン〜
2010年秋のトランジションタウン
秋晴れの日曜日、トランジションタウンの小金井での環境イベントに初参加をしました。
※トランジションタウンは英国からきた共同コミュニティ環境ムーヴメントです。
主に、自分の住んでる町から始めます。
https://transitionjapan.net
会場は、はじめはハウスメーカーの宣伝用の住宅かと思い、ちょっと躊躇していましたが、行ってみると様子が違います。
ここは小金井市の市民の希望が集まり、地元行政に持ちかけて実現した、省エネルギーのモデルハウス+市民の交流、イベントの場所兼カフェです。 まさに市民と行政の理想のコラボレーションです。
吹き抜けの天井から光がさんさんと注ぎ込み、我が子も飽きるのではないか、と心配してましたが、広いラウンジには他の小さな子供たちも走り回っていて、この家の中で遊びはじめました。
この家には発電所の電気をたよらない、雨水をエネルギーに変えるなどの工夫でできています。 皆がこういう家に住めば、東京電力も要らないのに。。。と、夢を抱ける場所です。
ランチは地産地消のマクロビオティック。 地元のお母さん達の安心食へのこだわりが伝わります。 この日は大まかな概要は省エネルギーについてで、 私はコンポストヒートのレクチャーに参加しました。
意外に知られていないコンポストヒートの正しい使い方。多くの方がTRYし、失敗して挫折してしまうそうです。でも、コツさえ覚えれば処理は楽になります。 生ゴミの多くは水だそうで、それらが他の紙ゴミなどと混じり合い、重くもなります。
それがカットできるのですから、環境にも重要ですし、何より自分の出すゴミが激減するのを感じるそうです(慣れた方の話) また、各自治体で助成金がでてますので、市販の値段より安く買えます。 これは是非多くの方にやってもらいたいものです。
最後のレクチャーは【藤野で行われている地域通貨について】少し仕組みが難しいかな? でも、もし機会があればやってみたいです。
環境を汚染したくない、という皆さん、1人1人の意識が結集され、ゆるやかにですが、実現されていく事を強く願います。 それが形になっていくのが見える。。。そんな市民のためのカフェ空間でした。
2010年 秋
レポート コーチ浩子